ばうばう日記

と~くにな~にもな~い

日本人は現実をみなければならない

 「クールジャパン」だの、「世界から注目される日本」だの、日本をほめたたえる番組やそれを叫ぶ人たちは日本人の過半数と言っていいほど多い。

 しかし、現実の日本は世界一衰退している国家であり、世界から見放され始めている。官僚や政治家もこの現実を国民に通知することはなく、「日本は回復している」という大嘘を並べ立てる。

 屈辱的に思われるかもしれないが、世界から注目されているアジアの国は日本人が散々見下し、嫌ってきた中国、ベトナム、韓国、インド、マレーシア、シンガポールなどの国々で、日本は段々影を薄めてきている。一時期は世界に名が知れ、注目もされた日本であるが、今やかのフィンランドより影が薄い。

 その現実に直面しているにもかかわらず、日本が歩む深刻な現実問題をどうやったら解決できるかの議論を推奨することもなく、白人ばかりを出して白人コンプレックスを抱えた日本人を己惚れさせるような番組をたくさん作っている。代表的なのは「Youは何しに日本へ」等のただでさえ現実逃避をして、己惚てる日本人をさらに己惚れさせるような番組で、現実を認めたがらない女々しい日本人に受け入れられ、かなりの視聴率を取っているようだ。

 ニュースでも日々「世界に名だたる日本」みたいな特集をしており、それによれば日本車は世界一だとか、IT大国だとか、IT先進国だとか、働き者の素晴らしい国だとか日本を褒め称えるような報道や、政治家・官僚・芸能人叩きの報道ばかりしており、日本がどれほど深刻な問題に直面しているかというのを報道することはない。(もっとも、IT大国というのは大嘘。現実はITに後進国の一つ。働き者が多いということはどれだけ日本人の労働環境が悪いかを表してたりする。)

 ネットはもっとひどい。日本の悪いことを書き込む人は誰もおらず、自分たちとは違うものや理解しようとしないものは全力排除という手法がとられており、かなり強力な同調圧力が加えられる。

 貧困層も借金も拡大し、福祉の予算は削られ、自己負担も増え、大企業も倒産し、ベーシックインカム反対派が85%を占め、それなのに人工知能が職業を奪い、失業率も高くなり、生活保護もどんどん受けにくくなり、国自体も豊かではなくなっていくこの国は未来は明るくないし、今のままでは絶対に明るくならない。

 日本人はいつまでも過去の栄光に浸ってないで、自分の生活がどうやったら良くなるのかを考えた方がいい。己惚れていても、何も始まらない。

 

 日本は保守してはいけない国なのだから。